クレイの純度
今日はクレイの「純度」に関するお話です。
〜クレイの純度〜
クレイの「純度」とは、クレイとしてパッケージされた100gの中に、実際にクレイは何g入っているか?ということです。
「え?これって全部クレイじゃないの?」
「天然100%って書いてあるけど?」
もしかしたら、そんな風に思う方もいるかもしれません。
しかし、クレイはものすご〜く粒子が細かい結晶で、それを100%選別してパッケージすることは難しいので、実際にはクレイ以外の単なる土(石のツブ)も入っています。
この単なる土(石の粒)はクレイのような吸収・吸着作用はないので、むしろクレイの作用を邪魔したり、モノによってはお肌を傷つけることもあります。
「天然のもの」だからこそ「100%クレイ」はありませんが、出来る限りクレイの純度が高いものを使うことが必要です。
〜クレイの純度の高さが重要なわけ〜
例えば、ハウスクリーニングを業者さんに頼んだとして、どちらも10人のスタッフが来るとします(そんなに来ることはそうそうないですけど 笑)
A社・・・スタッフ10人のうち、プロが8〜9人で、残りの1人は新人さん。
B社・・・スタッフ10人のうち、プロが4〜5人で、残りの5〜6人は新人さん。
どちらの新人さんも、昨日入社したばかりで仕事の仕方も一切わからないまま連れて来られたため、足手まとい状態と仮定します(なんかかわいそうな言い方ですけど)。
掃除機をかけているのに横にボーッと立っていたり、水拭きする前に床にワックスを垂らしてしまったり、家具や小物を落として壊してしまったり・・・なんてこともしてしまいかねない状況なので、こうなるとプロのお掃除の邪魔になってしまいます。
このようにプロのスタッフと新人さんの割合によっては、同じ時間と金額をかけてもA社とB社では仕上がりに大きく差が出ますよね。
クレイもまさにこれと同じで、100g中8〜9割以上がクレイで占められているものと、4〜5割程度しかクレイが含まれていないものでは結果が大きく異なります(場合によってはもっともっと純度が低いものもあります!)。
当スクールの認定クレイテラピスト講座では純度が極めて高いアロマフランスのクレイのみを使用しています。
また、実際のレッスンではこうしたお話の他に簡単にクレイの純度を比べる方法もお伝えしています^^